[名古屋]花コリ2013プレイベントレポート

[名古屋]花コリ2013プレイベントレポート

4月13日(土)、名古屋のシアターカフェにて「花開くコリア・アニメーション2013」のプレイベントが行われました!

昨年の「花コリ2012」上映作品のうち、名古屋の観客の中で最も人気の高かった3作品「ハトは飛ばない」「City」「片想い」の上映と、1位「ハトは飛ばない」のユン・イグォン監督のティーチイン、そして「インディ・アニフェスト2012」のレポートと「花コリ2013」の見どころ紹介と、内容が盛りだくさんの充実したイベントでした。

特にユン監督のティーチインはスカイプを利用してソウルと名古屋を中継し、スクリーン上の監督と対話するという、スタッフも監督も初めての試みです。手探り状態で不安もありましたが、当日は通信状態もばっちりで、興味深いお話をたくさん聞き出すことができました。

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2012年名古屋会場観客投票 第1位
『ハトは飛ばない』原題 비둘기는 날지 않는다/英題 Doves Do Not Fly (2011年/18:10)
監督 ユン・イグォン
飛ぶことを忘れたハトがフライド・チキンになりたい雌鶏と出会う。


卒業制作の題材を探していた時期に、部屋の窓からみたハトの姿と、チキン店で鶏の人生に思いをはせたことからインスピレーションを得たというこの作品。会場からの「ショッキングなストーリーに驚いた。」という声には、監督は「友人や兄弟からも‘残酷な作品’だと言われたが、ただ笑わそうと思って作っただけ。映画でも自分が好きな作品は、周りにはブラックコメディだと言われる。」と苦笑い。「ただこの作品には、職業や人生に対する迷い等、当時の自分自身の不安定な心境も反映されていたと思う。これからは幼い兄弟とも一緒に楽しんで見られるような、希望のある作品を作りたい。」とのことでした。

しかし観客からは「決して希望がないエンディングだとは思わない。私たちは成長する上で両親から様々なことを学び、学び切れないことを自分自身で模索しながら生きている。主人公は最後に大空を舞いながら、飛ぶことを実現し、父とも同じ景色を見ることができたのではないかと思った。」と深く温かいコメントも。これに対し監督も、「主人公にとって飛ぶことはトラウマにもなっていただろうが、最後は飛ぶという夢も叶え、トラウマも克服できたことを意味したつもりだった。」と嬉しそうに答えて下さいました。

「ハトは飛ばない」は、なんと監督が初めて挑戦したアニメーション。まだまだ未知数の監督の実力に、観客の皆さんからも「将来はぜひアカデミー賞のアニメーション部門で受賞してほしい!」と期待の声が上がっていました。

後半は「インディ・アニフェスト2012」に参加された、あらき様による映画祭レポートと、シネマコリア西村さんによる「花コリ2013」の見どころ紹介。「インディ・アニフェスト」の会場・受賞式の様子や、作品・監督のラインナップについて、たっぷり語って頂きました。また映画祭だけでなく、過去のスタジオ訪問の際の写真も交えたトークで、作品制作の裏側や監督本人の素顔も垣間見られる楽しい内容に、お客さまも満足されたようです。今後は名古屋だけでなく、東京や大阪でもこのようなプレイベントが開催できると良いですね。

今年もすでに東京会場は盛況の中幕を閉じましたが、大阪会場&名古屋会場はこれからです。皆さまどうぞお見逃しなく!

(by 名古屋スタッフ:加藤知恵)

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ユン・イグォン監督と参加されたお客様と名古屋スタッフと


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