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「Secret Garden」イ・ハンビッ監督インタビューbyホン・ハクスン監督

「Secret Garden」「Serenade」「Story of the city」
のイ・ハンビッ監督インタビュー
byホン・ハクスン監督「ティ・ティリブーのマンディンさん/」

(KIAFA CAFE 2012年8月24日の「監督語る」より)


花コリ2010東京会場のゲストだったホン・ハクスン監督が、「Secret Garden」(花コリ2013 Bプロ)、「Serenade」(花コリ2011上映)、「Story of the city」(Link into Animated Korea2008上映)のイ・ハンビッ監督にインタビューをしました。



■絵を記録するドローイングブック■


ホン・ハクスン(以下 ホン):これは何ですか?
イ・ハンビッ(以下 イ):柔らかくペラペラしていて好きなドローイングブックです。



ホン:いつも持ち歩いているみたいですね。
イ:ただ適当に思いついた物を描きとめようと持ち歩いています。良い紙を買っておくとうまくいかなくて~。

ホン:絵が多いですね。
イ:イメージが浮かび上がるとそのまま描きとめています。

ホン:「描く」と言わずに「描きとめる」って言うんですね?
イ:記録するみたいに。習慣になっています。

ホン:わぁ~、僕も記録するって言うんだよ。
イ:本当ですか?嬉しいですね!! High five!!

2012年初め、アニメーション会社から退勤するイ・ハンビッ監督に会った。
2足のわらじ(?)の現実でも本人だけの感性を楽しんでいるというのが、目に見える証拠物というか…。
一枚ずつページをめくる絵を見せてくれるイ・ハンビッ監督の笑顔が微笑ましく見えた。



■イメージから始まるアニメーション■

ホン:絵が上品に可愛らしく集まっていますね。
イ:知らないうちに小さく描いてたみたい。いつの間にか刻んでいます。

ホン:じゃあ計画みたいなものはせずに描いてるんですか?
イ:何も考えずに描く遊びみたいな感じです。そうしているうちにアニメーションを作るようになったんだと思います。イメージを描いていたらアニメーションをつくるようになったんです。


ホン:そうだったんですね!ただ浮かび上がったイメージなのに、そこから物語が出きあがってくるっていうのが不思議です。
イ:ええ~。私にはその方法が面白いと思います。



「イメージを描いていたらアニメーションをつくるようになった」最初からアニメーションを作るためにイメージを作るのではなく、「遊び」で時間を費やしていたら「アニメーションを作るようになった」ということ、「ありのまま」とは、こういう風に始まるのだろうか?


■鑑賞者の第一印象■

ホン:「セレナーデ」もそうやって生まれた作品だったんですね!
イ:ええ~。2年間制作しました。今見ると、おしいところがあるけれど、その時は最善を尽くして作った作品です。自分に見せてあげたい最初の作品。


「Serenade」2010 / 0:10:00 / 3D *花コリ2011で上映

ホン:僕は見たけど、内容をちょっと話してください。監督から直接聞きたいです。
イ:男が都市に下りて来て、女を探すのだけれど、見つけられずにただ生きるという内容です。

ホン:観客の反応はどうでした?
イ:難しいっていう人達もいたし、面白いっていう人達もいました。

ホン:そういう違いはどこから来るんでしょうか?
イ:長い時間、資料を勉強して作ったけれども、観客はただ短い瞬間見ることになるでしょう?だから第一印象が重要なようです。作品の意図も気を使って見ると、本人の「第一印象」を感知するのが難しくなります。

ホン:作品の傾向によって、鑑賞する要領もそれに合わせるともっと面白くなりますね!!

「(観客が)作品の意図に気を使って見ると」本人の「第一印象」を「感知するのが難しくなる」
イ・ハンビッ監督の新しい作品に出会い、僕だけの「第一印象」に従って見ないといけない。




■野望■

ホン:野望について話してください。
イ:私の作品を多くの人が見てくれたら良いです。私の作りたい作品だけ制作していても生きて行けると良いです。

ホン:どんな話がしたいんですか?
イ:私の思いでは美しいモノ。でもイメージで多くの話が派生するのに、アニメーションとしては全て作るのにはエネルギーの消耗が激しくて。絵本も作ろうと思います。

ホン:文字も出てきますか?
イ:出てくるかもしれないし出てこないかもしれないけど、絵だけがあるのがもっと好きです。絵本をつくって、自費出版するつもりです。10ページくらいの本に。まだ長い物語より、短い物語の方が楽です。

ホン:短い物語は具体的にどうやって作り上げるんですか?
ホン:イメージ1枚あれば、その中に物語を作ります。




イ・ハンビッ監督の野望は?
「自分の作品を多くの人が見てくれること」「作りたい作品だけ制作していても生きて行けること」
その実践の中にある小さな目標:絵本の自費出版
やりたい物語?「私の思いでは美しいモノ」




■悩み■

ホン:制作している時の悩みみたいなものは、どうやって解決しますか?
イ:悩みはあまりないです。あるにはあるけれど、私が好きな事をしていると、ただ、ないって思うみたい。

ホン:わぁ~、かっこいい!!




イ・ハンビッ監督の「Secret Garden」はインディ・アニフェスト2012の開幕作に選ばれた。


「Secret Garden」(2012 / 01:34 / 2D Computer)



ホン・ハクスン
 花コリ2010東京ゲスト。インディ・アニフェスト2009で『ティ・ティリブーのマンディンさん』で大賞を受賞し、大会審査評で「インディ・アニフェストだから見つけることができた特別な才能」と評価された。「愛は言葉がなくても通じる」という純粋であどけない作品世界を持つ。牛乳角少女という名前でイラストレーターとして活躍してきた彼が自身の世界に生命を吹き込み、動くキャラクターをつくりだした。花コリ2012のチラシのイラストを担当。


イ・ハンビッ 
「Story of the city」Link into Animated Korea2008 Aプロ Up-to-dateで上映
「Serenade」花コリ2011 BプロOutsideで上映
「Secret Garden」:インディ・アニフェスト2012開幕作、花コリ2013 Bプロで上映


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