花コリ2012名古屋観客賞発表!

花コリ2012名古屋会場では、新しい試みとして、お客様に良かった作品について5段階に分けて投票してもらい、その中で一番評価の高かった作品に観客賞をおくるというプチイベントを行いました。

5段階の点数配分は以下の通りです。
A「とても面白かった」を5点
B「面白かった」を4点
C「どちらとも言えない」を3点
D「あまり面白くなかった」を2点
E「面白くなかった」を1点

現地のインディ・アニフェストでは毎年、上映終了後、お客様1人1ポイントとして投票が行われ、見事高い評価を得た作品には観客賞が与えられています。ちなみにインディ・アニフェスト2011で観客賞を受賞したのは花コリ2012 Bプロで上映したファンボ・セビョル監督の『VIEWPOINT』でした。

では、日本の会場で見事観客賞を獲得したのは…!?

★1位★
『ハトは飛ばない비둘기는 날지 않는다/Doves Do Not Fly』
2011/18:10/ユン・イグォン/2D Computer

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現地のインディ・アニフェストではスペシャルメンションを受賞し、そのアニメーティングのうまさは高い評価を得ました。
インディ・アニフェストでのGV(Guest Visit:監督挨拶)では、「この作品をつくりながら夢を見つけようと思ったけど、まだ見つからない、35歳になるまでに見つけようとは思う。時間足りない時は後輩に手伝ってもらった。制作期間は2年と何ヶ月か。途中3D勉強してまた2Dに戻った。ハトの声は向かいで制作してたスタッフで、コッコの声はガールフレンド、医者は自分がやっている」と、制作秘話を話していました。

<観客の声抜粋>
・鳥の動きのデフォルメがいい。フライドチキンになる夢に笑って、オチで納得させられた。最高に良い。
・オーソドックスなアメコミ風アニメでしっかり作られていた。プロっぽい見応えあり。間が良い



★2位★
『City/도시』 
2010/6:28/キム・ヨングン、キム・イェヨン(スタジオYOG)/2D Computer, 3D Computer

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現地のインディ・アニフェストでは、一般部門優秀賞を受賞しています。
キム・ヨングン、キム・イェヨン監督は、視覚障害者の男の子と制作した前作『お散歩いこ』で、学生部門優秀賞を受賞しています。また、文化庁メディア芸術祭2011で推薦作品として選ばれています。また2年前の大阪・名古屋会場のゲストでした。


<関連記事>
・スタジオYOG訪問記「City」キム・ヨングン、キム・イェヨン
・インディ・アニフェスト2011受賞作審査評
・花コリ2010大阪レポ
・キム・イエヨン、キム・ヨングン「お散歩いこ」&花コリスタッフトーク


<観客の声抜粋>
・日常の生活を見る目が変わってしまうような映像で面白かったです。
・街から建物も機械も衣類もなく人間だけで描いたら、という試みに斬新さを感じた。
・人間のみというフィルターで街を見れば、みんな同じ人間なんだと気づかされる。面白い。
・『City』が素晴らしかったです。一番感動しました。世界に引き込まれるのはもちろん、勇気づけられました。もっと私も絵やアニメを頑張りたいと。また作品を見たいです。
・裸の街になり、全ての記号を失うことで逆に人間への愛情や営みへの想いがわきました。
・『City』を観ていたら少し幸せな気持ちになりました。
・目線が新しくてよい。色使いもよいし、技術がないとなかなか作れないと思う。



★3位★
『片想い짝사랑/One Sided Love』
2011/4:15/ユン・ジナ/Drawing, 2D Computer, Rotoscope

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ユン・ジナ監督はアメリカのCalArtsに留学していて、この作品はそこで在籍中に制作されたものです。

<観客の声抜粋>
・初めて見る表現。もう一度みたい。
・監督の他の作品をもっと見たいです。作品集があるなら欲しいです。
・母親への気持ちの表現が良かったです。また、まわりに出てくる小物や頭や体が変化する様子が面白かったです。
・親子の想いが簡潔に上手に作られていた。



★その他上位の作品一覧★
アルファベットはプログラム名、-以降の数字は上映順です。

4位 A-8 『男は泣かなかった』ムン・ヒョンイル
・ムン・ヒョンイル「男は泣かなかった」スタジオ訪問記
・ムン・ヒョンイル「男は泣かなかった」インタビューbyユースボイス


4位 C-8 『Natural Urban Nature』カン・ミンジ
・名古屋ゲスト、カン・ミンジ『Natural Urban Nature』インタビューbyチャン・ヒョンユン
・カン・ミンジ「Natural Urban Nature」レビューbyチェ・ユジン
・特集「カン・ミンジの世界」 花コリ2012名古屋会場トーク録


5位 A-1 『レオン』イ・ギヨン


5位 C-7 『淑女たちの一夜』ハン・ビョンア(アシュビアスタジオ
→花コリ2012大阪会場ゲスト
・ハン・ビョンア「淑女たちの一夜」インタビューby「豚の王」ヨン・サンホ


6位 B-7 『ラクダたち』パク・ジヨン
→花コリ2009大阪会場ゲスト
・パク・ジヨン「都市で彼女が避けられないモノたち」


6位 B-8 『Ah』イ・ソンファン(studio shelter
→花コリ2012東京会場ゲスト
韓国インディーズアニメの今を伝える『花開くコリア・アニメーション2012』 「簡単で面白く制作するのがモットー」イ・ソンファン監督インタビュー(web D!CE)
・イ・ソンファン監督スタジオシェルター訪問記


7位 B-5 『LANGUAGE』キム・イェオン
→日本に在中、東京芸術大学院にて毎日課題に追われているとのこと。新作が楽しみ!


7位 C-3 『幽霊の記憶』チョン・ジュア
→前作『こんな行儀ないヤツの言うこと/What this Naughty Boy has to Say』がインディ・アニフェスト2007でKIAFA審査委員特別賞を受賞しており、「こんな…」は飛騨国際メルヘンアニメ映像祭でも審査委員特別賞を受賞している。
今はフランスに留学中。この作品はフランスから出品されたもの。


7位 C-6 『春だから』パク・センギ


投票してくださった名古屋の皆さま、ありがとうございました~!
観客賞に選ばれた上位の作品には、日本の花コリ実行委員会が代表して、
今年のインディ・アニフェストの際に現地にて、何らかの方法で授与する予定です。
今年の韓国でのインディ・アニフェスト2012は9月20日(木)~25日(火)です。
ぜひ現地に足を運んでみてください!

来年は各会場でやるかも!?
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