スタジオYOG訪問記「City」キム・ヨングン、キム・イェヨン

2011年9月に開催されたインディ・アニフェスト2011を見に行った際に名古屋の巡回上映主催者のシネマコリアの西村さんと、ご協力いただいているANIMATION TAPESの林緑子さん、映画祭ゲストの水江未来さんとでキム・ヨングン、キム・イェヨンカップルのいるYOGスタジオ訪問へ行ってきました。

地下鉄麻浦区庁駅から歩いたところに旧麻浦区庁の建物があり、
旧麻浦区庁の建物は江北青年創業センター(現在HPリニューアル中)という若い企業家支援施設になっていて、
そこの5FにYOGのスタジオがあります。
スタジオといっても、1つの部屋を何人かの企業家と囲いで分けてシェアしており、
同じ部屋にはジム運営する若き社長とネットで不動産業をやっている若き社長がおり、ジムを運営する社長の友達が来るときはマッチョな人たちで部屋がいっぱいになるのだとか。
施設には共有の会議室、1Fには施設を利用している会社の製品展示室があり、仕事で寝泊りする人たちのために今度はシャワー室ができるそうです。これで徹夜仕事もできることに!?

1F展示室↓
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YOGはキム・ヨングン、キム・イェヨン2人で活動するスタジオで、当時学生だった2人と視覚障害児が歳月をかけてつくりあげた感覚的映像表現の作品「お散歩いこ」はIndie-AniFest2009で学生優秀賞と観客賞をダブル受賞し、花コリ2012 Bプロで上映するSICAFのOPフィルム「City」は文化庁メディア芸術祭でも推薦作品とされました。

■「お散歩いこ/산책가/Shall We Take a Walk?」
2009 / 0:08:57 / Clay, 2D, Cut-outs
walk01
入院しているお姉さんのために視覚障害者のヨンガンは立体地図をつくる。
お姉さんの手をとり仮想の地図の上へ散歩に出かける。
美大生と視覚障害児が歳月をかけてつくりあげた感覚的映像表現。

■「City/도시」
2010 / 6:28 / 2D, 3D
b9_city
「City」はインディ・アニフェスト2011で一般部門優秀賞を受賞してます。
(参考:受賞作審査評2012/03/02レポートより)



他にも、テントをいろいろなところに張って、その中で上映するテント映画祭QRコード映画祭等、いろいろな活動をしている韓国アニメーション界の期待の若手作家です。

友達のデザインしたマス目付ノートのCFをつくっている最中
左からヨングン氏、イェヨン氏。
*「XYZ NOTE」2011年に完成し、こちらで映像見られます。(スタジオYOGのブログより)
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この江北青年創業センターは申請して1年契約だが、前年はイェヨン氏の名前で申請し、今年はヨングン氏の名前で申請して2年使っているそうです。1ヶ月に何回か、経営に関する授業が必須で、講師は創業センター出身で成功した人たちがやっているとか。
ソウル市の支援なので部屋代は無料。1年のうちに成功しないといけないということはないが、収益を出したり、報告書を月4回も書かなければならないので大変だと、こぼしていました。

実は2Fに「14Beat」(花コリ2010で上映)のナ・ジョンイン監督と長編「ロマンはない」のホン・ウンジ監督(花コリ2011名古屋ゲスト)が一緒にスタジオ(韓国では制作室ということが多い)を構えているので、徹夜明けのナ・ジョンイン監督が顔を見せに来てくれました。
そして、本当はインディ・アニフェスト常連のカン・ミンジ監督(「猫我」等、花コリ2012名古屋ゲスト)のプチョンにあるスタジオにも行くはずでしたが、ソウルから1時間ほどかかるので、今回は訪問せず話を聞くだけということで、カン・ミンジ監督も創業センターに来てくれました。YOGの2人とカン・ミンジ監督は友達なのです(笑)


キム・ヨングン氏、キム・イェヨン氏と水江未来氏
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