リレーアニメーション『休日の平和』

リレーアニメーションは、毎年選定されたテーマに基づいて韓国国内外の作家が集まり、各自の個性と作家同士のコラボレーションを生かしながら、作品を作り上げるプロジェクトです。映画祭までに参加者を募り、オンライン上でアイデアや映像素材のやり取りをしながら制作を進めて行きます。完成した作品は現地の映画祭の開幕式で上映されます。
8回目を迎えた今年は、詩人シム・ボソンの詩『休日の平和』をモチーフとして、詩情あふれる作品が出来上がりました。
作家たちの自由な想像力でつづられた「平和」のかたちを観客と共有し合い、自分自身の「平和」のイメージを夢見てほしいと願っています。詩人シム・ボソン氏ご本人の朗読とともにご覧いただけます。

「休日の平和」
휴일의 평화 / The Peaceful Holiday
2017/04:35/2D, Drawing, Cut-outs, Rotoscoping, etc
原作「休日の平和」シム・ボソン
イ・ギョンファ、イ・ジユン、ハン・ビョンア、山田耕司、チェ・ハニ、キム・ヨンジョン、キム・ウネ
이경화, 이지윤, 한병아, 山田耕司, 최한이, 김연정, 김은혜 

異なる七つの感性が、平和な休日の一日を描き出す。

★短編プログラム2で上映★


休日の平和


<現地でのリレーアニメーション特別上映トークより>

relay2017-01GV.jpg
relay2017-02GV.jpg


イ・ギョンファ:卒業制作を作ってから10年たち、リレーアニメーションプロジェクトに参加し30秒の映像を作った時、また作品『アンダーグラウンド』を作る良いきっかけとなった。今回でリレー参加は3回目。すごい作品を作るというより、小さくても毎年、何か作り続けることが大切だと思った。

イ・ジユン:それぞれ、詩の解析が違って面白かった。

山田耕司:作品の全体より、一人の男の子が、死という抽象的なことが分かるようになったことをハエで具象化した。
「死」というものは動きがなく、どう表現するか、考えた。

チュ・ヘジン(エンディング制作):作品をしばらく作ってこなかったので、エンディングだけでも参加するのが楽しみだった。

キム・ドンウク音楽監督:毎回リレープロジェクトの音楽を担当している。今回は詩人のシム・ボソンさんご本人が詩を朗読しているので、音楽をリレー形式で作るのは難しく、1人で音楽をつくった。リレー走者の方々は、音楽と音のついた、完成したリレー作品を上映で初めてみることになるので、イメージと違っていたら申し訳ない(苦笑)。

▼今回のリレーアニメーションプロジェクトに使われたシム・ボソン氏の詩『休日の平和』が掲載されている詩集『悲しみのない十五秒/슬픔이 없는 십오 초』
各会場で閲覧できるようにしますので、手にとってみてみてください。
原作本



<参加作家の過去の上映作>
イ・ギョンファ監督とキム・ウネ監督はリレーアニメーション経験者。

イ・ギョンファ
花コリ2012リレー『The Water ~船頭多くして~』上映
花コリ2013大阪会場ゲスト『アンダーグラウンド』上映
花コリ2015リレー『Peace Dream』
花コリ2017名古屋ゲスト アジアプログラム・プログラマー

ハン・ビョンア
Link into Animated Korea2008『みなが孤独な星』
花コリ2012大阪会場ゲスト『淑女たちの一夜』上映
花コリ2018『ミセス・ロマンス』上映

キム・ウネ
花コリ2011『最高の食事』
花コリ2012リレー『The Water ~船頭多くして~』上映

<過去のリレーアニメーション記事>

リレーアニメーション「The Water ~ 船頭多くして ~」
リレーアニメーション『11色の平和』
リレーアニメーション『PEACE ROAD』映画祭GVレポート
関連記事
スポンサーサイト