花コリ2015大阪会場レポート チャン・ヒョンユン監督トーク録

花コリ2015大阪 チャン・ヒョンユン監督トーク録
2015年4月4日(土)18:00~
ゲスト:チャン・ヒョンユン(『ウリビョル1号とまだら牛』監督)
司会:津堅信之(京都精華大学アニメーション学科准教授)
通訳:田中恵美、チェ・ユジン
会場:大阪韓国文化院ヌリホール

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*トークの前に、短編『ウルフ*ダディ』が上映されました。
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津堅信之(以下 津堅):『ウルフ*ダディ』を観るのは、今から10年前の広島国際アニメーションフェスティバルのコンペティション以来です。10年ぶりに観ましたが、冷蔵庫に鹿が入っていて大爆笑したのを思い出しました(笑)。今回もそこですごく笑ってしまいました。非常に楽しい作品で、ちょっと怖い部分もあって、その辺りがチャン監督の作品の特徴の一つとも言えます。今日、ここに来られた方は、ほとんどの方が先ほど『ウリビョル1号とまだら牛』をご覧になられたかと思いますが、その辺りのチャン監督のアニメーションの作り方というか、作る時のことや、出来上がっってからのこと、後でたっぷり聞きたいと思います。

―短編『わたしのコーヒー・サムライ~自販機的な彼氏~』を上映―

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津堅:今、2本の短編を観ていただき、先ほど長編の『ウリビョル1号とまだら牛』を観ていただいたわけですが、3本とも変な作品ですよね? 変身、人が何か他のものに変わるというパターンのものが非常に多い。しかも、単にオオカミが可愛かったとか、今の作品(『わたしのコーヒー・サムライ~自販機的な彼氏~』)を観ると、なぜ自動販売機なんだとか、そういう奇妙なことで面白さを感じるという人もいて、楽しさにいろんなパターンがあるという、そういう感じの作り方をしている監督なのかなと思って、観ていたわけです。では質問をしていこうと思います。まず、『わたしのコーヒー・サムライ~自販機的な彼氏~』はどういった経緯で作られた作品なのでしょうか?インディペンデントではなくて、商業的に作ったものなのでしょうか?

チャン・ヒョンユン監督以下 チャン:『ウルフ*ダディ』を作った後に『わたしのコーヒー・サムライ』を作ったのですが、実は以前からアクションを含めた作品をやりたいと思っていました。ただ短編ですと、アクションを入れるのが構成上難しく、アクションを入れるのに、ちょっとランニングタイムの長い作品が良いと思って作ったのが『わたしのコーヒー・サムライ』です。
なぜ自販機に変身させたかというと、スタジオの前に全く同じ形の自販機があり、何に変身させようかと考えていた時に、自分がよく使っている自販機なので、これにしようと思いつきました。コーヒーを飲みすぎて胃腸を悪くしたので、作品を作った後は自重しています(笑)。
もともと、『ウルフ*ダディ』を作った後に、長編を作りたかったのですが、それができないでいた時に、韓国コンテンツ振興院から支援を受けることになり、30分くらいの作品にできたのですが、長さとしては長編とも言えず、中途半端になってしまいました。

津堅:長編と短編を両方作るという監督は、比較的珍しいと思います。珍しいというのは、ただ単に数が少ないという意味で、長編を作るチャンスがある監督は、非常に少数派だということですね。日本の場合は、ご存じのように長編を専門的に作る監督がいる一方で、長編の監督をしながら短編も作るという人がどれだけいるかというと、非常に少ないわけです。
チャン監督は、長編を作りたかったとおっしゃっていましたが、長編で表現したいストーリーがあったということでしょうか?

チャン:実は最初から長編を作ってみたいと思っていて、それが夢でした。例えば日本では、ジブリなどのプロダクションのように、長編を作り続ける作家の監督さんがいらっしゃると思います。ただ、韓国には個人で監督として、長編を作り続けられる人はいません。去年こちらで講演をされたイ・ソンガン監督が、短編の制作からスタートして長編を作っています。イ・ソンガン監督がたどって来たプロセスをモデルに、自分も長編を作っていこうと思いました。むしろ、表現したいことがあるという意味では、短編を作るときに十分できたと思うので、長編を作らなきゃ!という気持ちが強かったんだと思います。

津堅:そういうことでは『ウリビョル1号とまだら牛』は、チャン監督の計画というか夢が実現したことになるわけですね。

チャン:夢と言われれば、確かにそうなんですが、実は長編を完成させるまでに非常に時間がかかってしまいました。『わたしのコーヒー・サムライ』が韓国で人気があったので、すぐに長編を作れると思ったのですが、大きなプロダクションのようにすぐに決断して制作ができるというわけではなく、実は6年かかってしまいました。制作期間が6年かかったというのではなく、お金を集めるのに時間がかかってしまったのです。

津堅:そういうことを聞くと、この長編がいろいろな国でたくさん観られて、お金が儲かればいいな、と思います。日本では昨年(2014年)、北海道の新千歳空港国際アニメーション映画祭で上映されたのが最初だったと思います。この作品はさまざまな点で非常に話題にできるものだと思うんですが、僕は全然詳しくなかったのですが、主役の声優さんに、いわゆる韓流スターが入っているとか。これは、チャン監督が望まれたのか、それとも大人の事情でそうなったのですか?

チャン:ユ・アインさんを声優に起用したいとは思っていましたが、正直(経済的な)レベル的に叶うものとは思っておらず、ダメもとで声優の希望を書く紙に名前を挙げました。共演のチョン・ユミさんも、その当時、日本ドラマの『ハケンの品格』の韓国版の『職場の神』という大変人気のあったドラマに出演中で、これもダメもとでシナリオをお送りしたところ、向こうから『やります』という返事が来たので、非常に驚きました。この『ウリビョル1号』が、予算的にかなり低予算の作品だったのですが、シナリオを読んだチョン・ユミさんが、ぜひやりたいと、シナリオが非常に面白いと言ってくれて、しかも彼女がユ・アインさんを紹介してくれました。ユ・アインさんも人気が高くて、こちらはギャラがほとんどないといっても過言ではなかったのですが、2人とも演技者としての気概を持っていらっしゃるというか、テレビドラマに出ればたくさんお金が入るのですが、それよりも、小さな作品でも、自分がやりたいものは、やろうという気持ちを持って臨んでくださいました。初長編作品で制作費は少ないのに、ユ・アインさんとチョン・ユミさんのおかげで声優のスターキャスティングが実現し、とても嬉しく、『ウリビョル1号』が、興業的にはうまくいっていなかったので、お2人には大変申し訳なく思っていたのですが、その後お2人とも出演したドラマが大変人気を集めて評価をされたので、これも『ウリビョル1号』にお2人が出たからかな~と思って嬉しい気持ちです。

津堅:韓国のアニメーションでは、専門の声優、声優を本業にしている方はいるのでしょうか?

チャン:テレビシリーズの場合は専門の声優さんがキャスティングされる場合が多いですが、劇場用の作品の場合は、やはり、有名な芸能人やアイドル、コメディアン、俳優さんなどがキャスティングされるケースが多いです。

津堅:日本では、テレビシリーズでも劇場用でも専門の声優さんが声をあてる場合がほとんどです。ところがジブリがある時期から専門の声優ではない、役者さんやタレントさんなどを声優として使うようになって、専門の声優ではない人たちがキャスティングされることが増えてきたわけです。『ウリビョル1号』で、韓流スターが声をあててるということで、韓国でもジブリ的な選ばれ方があったのかな、と思ったのですが、劇場映画だと俳優とかアイドルが選ばれることが多いということですから、日本よりは少し広い範囲で選ばれているんですね。

チャン:韓国では声優の人気や認知度がそれほど高くなく、テレビシリーズが人気が出たからといって、そのまま劇場版にするというケースも少ないですし、テレビシリーズも韓国オリジナルのものがほとんどないので、専門の声優さんが劇場用の作品に出るというケースは非常に少ないです。そのため、劇場用には声優よりも人気や認知度のある有名な俳優さんをキャスティングするというのが、主流になっています。

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津堅:ここ数年、インディペンデントの韓国のアニメーションを観る機会が多かったのですが、韓国の作品には、人間の内面を描き出す内容のものが多いように思われます。内面を描こうというときに、抽象的にそれを表現するというよりは、何か他のものに映し変えて、象徴的に表現しようとする作品が、インディペンデントの短編では多いように思っています。そういう印象については、どう思われますか?

チャン:アニメーション教育の問題ではないかと思います。何か象徴的なものを用いるという傾向があるのではないかと思います。時にはそれが良くない場合もあると思います。ただ私の場合は、そういった教育は関係ないと思います。実は私は大学はアニメーション専攻ではなくて、政治外交を専攻していたので。個人的には、変身というものに興味があったんです。

津堅:チャン監督の作品を観ていて、変身をするという、しかも人ではないものに変身するというのを見た時に、やはりそれは人間の内面を他のものに映し変えることで内面を表現している、そういう風な作り方をしているのではないか、と思いました。

チャン:私の考えでは、韓国の作品はファンタジーの方向に偏っていると思っています。逆に私の場合は、あまりにもファンタジックなものではなくて、韓国のリアルな風景の中で展開する作品を作りたいと思っていました。ただその中にファンタジーの要素を入れようとしたときに、主人公が他の場所に行くというファンタジーではなくて、自分自身が何か、自分ではない何かに変わっていく、それ自体もファンタジーとして成立するのではないかと思いました。

津堅:『ウリビョル1号』をまだ観ていなくて、トークだけ聞きに来た方には、中身の話をすると少し分かりにくいかもしれませんが、ご了解いただいて、『ウリビョル1号』をみていて、非常に面白いと思ったことがあります。それは、牛に変身した彼が、元の男の子の姿になるのに、ボディースーツのようなものを着て、ファスナーをぎゅっと閉めるという描写、あれがすごく面白かったんですよ。もっといい方法ないのかな、と思ったんですね。ところが作品の終わり間際になって、もう一つのシーンで面白いなと思ったのは、主人公はミュージシャンを目指していたわけですが、作品の最後で公園のようなところでキーボードを置いて路上ライブをやっている、弾き終わったキーボードをケースの中に入れて、ファスナーをあげて、それを仕舞うというショットがあるんです。僕はそれをみていて、ファスナーをあける、しめるという描き方がすごく印象に残ったんですよ。変身というキーワードがあったから。ちょっと話が長くなるんですが。日本には『一皮むける』という言葉があり『一つ皮がむけて、洗練される』という意味なんですが、この作品の中で、ファスナーから出てくる、もしくはファスナーの中に閉じこもるというのを交互に繰り返して、でも結局主人公の彼はファスナーの中に入っていた楽器を取り出して弾くというところを目指していて、そういうところが、牛に変わっている人間の男の子といいますか、変身というところのキーワードを絡めながら内面を描く、牛に変わることによって自分の今まで気づかなかった内面に気づく、というストーリーになっていたように思えました。なので、ファスナーを「開ける/ 閉める」というシーンがとても面白いと思って観ていました。

チャン:先生が指摘されたようなことは全然考えていませんでした(笑)。韓国の社会というのは、何かをしようとするときに、強迫観念が常について回る社会ではないかと思います。例えば、音楽やアニメーションもそうですが、芸術の分野で楽しくやるというよりは、何か一生懸命やって上手にならなければいけないという気持ちが強い社会だと、常に感じています。勝たなければいけないという意識が強くて、韓国社会は人にそれを強いる感じがして、疲れます。みんな生活の中で同じように感じているので、何か、もう一つ別の生き方があるのではないか、そういう方向に自分が行ってみたいという気持ちを表現したいと思いました。『ウリビョル1号』でも『コーヒー・サムライ』でもそうですが、戦う場面がよくでてきますが、韓国の社会が常に強迫観念の中で勝敗を決める、勝負をつけるために戦っている、そういう感覚から来たのではないかと思います。そこから抜け出すということ、例えば『コーヒー・サムライ』で言えば、剣士として常に戦いの中に身を置いていた主人公が女性のヒロインと出会って少しずつ価値観が変わっていく、そいうことを変身ということを通じて表現したかったのだと思います。『ウリビョル1号』の中で動物に変身するというのは、主人公の心が弱いということを、表現したかったのだと思います。『ウリビョル1号』の中に出てくる黒いロボットは、社会が個人に与える強迫観念、「それでは甘い」という圧力で、その中で牛に変身した主人公というのは、心が弱くなってしまった状態という風に描いています。

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津堅:僕が話した、作品に対する僕の理解が、監督にとっては思ってもみない感想だった、ということですが、監督が思ってもみなかったことを僕が話すというのは、ここでの一つの僕の役割だと思うので良かったです。
『ウリビョル1号』や『コーヒー・サムライ』でも、若者の韓国社会における状況を描くのが目的にあったということですが、同じテーマを描くのであれば、実写で表現することも充分考えられると思うのですが、なぜアニメーションで表現したのですか?

チャン:絵を描くのが好きなんです。非常に単純な答えなんですが。アニメーションが好きなんです。個人的にどういう感覚が好きなのかというと、『コーヒー・サムライ』の中で自販機が女の子を乗せて空を飛ぶ場面がありますが、例えばあれを実写でやったら、非常に危なっかしいし、寒そうに見えると思います。アニメーションで描けば、危なっかしさを弱められる、そういう感覚がアニメーションが好きなんだと思います。

津堅:次の作品の計画は?

チャン:実は『ウルフ*ダディ』を長編版にして作品を作る企画が進んでいます。シナリオは書き終わった状態です。実は、自分がシナリオが全然書けないと痛感したので『ウリビョル1号』をみるのが辛いんです。そこで次回作のシナリオを書くにあたって、シナリオの勉強をやり直しました。シナリオの学校に通うくらい徹底的にやり直しました。それで『ウルフ*ダディ』の長編に挑み、来年(2016年)の末ぐらいに完成させられればと思っています。また短編の計画が一つあり、私の考えでは大人の恋愛を書いてみたいと思ってまして、『コーヒー・サムライ』でも若干、性的なものを暗示させる場面を入れましたし、『ウリビョル1号』の中に出てくる黒い犬も、実は主人公の性欲を表しています。今、考えている短編の内容は、音楽をやっている男性がいて、また音楽をやっているんですが(笑)、10年間恋人がいない生活をしていて、10年ぶりに好きになった女性が現れて、一旦、自分の性欲を表す黒い犬を売るんですが、また黒い犬を取り戻そうとして、マフィアに追われ戦うことになるという物語です。

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<質疑応答>
観客1:『コーヒー・サムライ』の後、人工衛星の話を作ると聞いていたのですが、それが資金不足で中断したと聞いて、いつできるのかなと思っていたら、去年(2014年)の2月にYou Tubeに完成したと予告編が上がって、それを観た瞬間に、この女の子は鉄腕アトムじゃないかと思ったんですよ。で、本編を観ると、主人公の悩む姿とか肩が抜ける部分があるのですが、やはりアトムの影響があるのでしょうか? また、最後にイルホがラーメンを作って男の子を待っているシーンですが、ラーメンを男の子と女の子が一緒に食べるというのは、何か、韓国で家庭料理的な意味があるのでしょうか?
津堅:日本で焼肉を2人で食べに行くとかそういう感じで(笑))。

チャン:私も途中で長編が完成しないかもしれないと思っていたので、完成を喜んでいただけて嬉しいです。鉄腕アトムの影響は受けています。イルホの腕がロケットパンチみたいに出るシーンですが、韓国でもあそこは鉄腕アトムの影響を受けたんじゃないかと言う人がいたんですが、アトムの腕は飛んでいかないので違います(笑)。
ラーメンを食べるシーンでは、私は物を食べるシーンをわりと作品に入れる方なんですが、ああやって2人で一緒に食事をするというのは、非常に家族的というか親しくなった雰囲気が感じられるので、そういう場面を入れました。

観客2:チョン・ユミさんが好きなんですが、彼女のどこが良くて、起用されたのですか? また、牛に黄色い札がついているが、あの番号に意味があるのでしょうか?

チャン:ちょうどキャスティングするちょっと前に、チョン・ユミさんがドラマの中でとても純粋な女性の役をやっていて、非常に印象が良かったことと、知り合いの実写のインディーズ映画にも出ていて、その時に、実際はどうかわからないけれど、親しみやすい印象を持っていました。チョン・ユミさんがいつもドラマなどに出る時、平凡な普通の女性、でも可愛らしい感じの女性の役を演じることが多いんですが、実際に彼女に会ってみたら、本当に女優らしい方で、顔は鼻もスッとしていて美人で、身長が168cmくらいと非常に高く、しかも顔が小さい。ユ・アインさんも実際に会ってみたら、非常に顔が小さくて驚いたし、やはり俳優らしい人っていうのは、皆、顔が小さいんだな~と思って、顔が小さくないと俳優は無理なんだ、自分は無理だな~と思いました(笑)。黄色い札の番号の意味は、彼は27歳という設定なので、実は彼の生年月日を数字の部分に入れようと思ったのですが、ただ作品は何年後に観られるか分からないものなので、特定の年度を入れるのは良くないと思って、ただの自分の車のナンバーを…(笑)。

観客3:非常に面白かったです。変身に対して、カフカの『変身』みたいな非常にシュールな作品なんだなと思いました。そういったシュールな監督や作品で、好きな人はいますか?

チャン:好きな監督を挙げてくださいと言われると、宮崎駿です(笑)。絵でいえばシャガールの絵が好きです。映画でいうと、いわゆる超現実主義やシュールレアリズムの映画はあまり観ず、好きではありません。好きな映画はウォン・カーウァイ監督の作品です。

この後、チャン監督サイン入りの『ウリビョル1号とまだら牛』の劇場用ポスター争奪戦ジャンケン大会が行われました。
韓国語でジャンケンは『カウィ・バウィ・ボー』。チャン監督とジャンケンをして勝った3人がポスターをもらえるということにしたのですが、一発目、監督は手を出さずに、口だけで『カウィ・バウィ・ボー』と叫び、会場大爆笑(笑)。気を取り直してもう一度、皆で『カウィ・バウィ・ボー』をし、見事、チャン監督に勝った3名の方がサイン入りポスターを手に入れたのでした。

ポスターにサイン中のチャン・ヒョンユン監督
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まだら牛の描かれたサイン入りのポスター
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その後、参加者も含め、記念撮影。
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チャン監督の作品だけでなく人柄も、より深く知ることができたトークでした。
トークを聞きに来てくださった皆様、ありがとうございました!



チャン・ヒョンユン(「ウリビョル1号とまだら牛」監督)
1975年韓国生まれ。韓国外国語大学政治外交学科卒業後、韓国映画アカデミー・アニメーション学科に進学。在学中に短編「メイビー・アイム・ブラインド」「ティータイム」、またNHK「デジタルスタジアム」でも紹介された「レター」を制作。03年にアカデミーを卒業後、自主制作の「ウルフ・ダディ」が、DoGA CGアニメコンテンスト2007優秀賞をはじめ、広島国際アニメーションフェスティバル 2006で広島賞を受賞するなど、世界各国で数々の賞を受賞し、絶賛を浴びた。

津堅信之(つがた のぶゆき/京都精華大学アニメーション学科准教授)
1968年生まれ。アニメーション史研究家、京都精華大学アニメーション学科准教授。 著書に「アニメーション学入門」(平凡社新書)、「日本のアニメは何がすごいのか」(祥伝社新書)など。
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