10周年プロジェクト・リレーアニメーション『Peace Dream』

インディ・アニフェスト2014は、2014年の9月で10周年を迎えました。
その10周年記念プロジェクトとして、2010年から始まった「リレーアニメーション」のプロジェクトを拡張し、韓国だけではなく、韓国内に在中する外国人作家、そして、日本アニメーション協会の協会員、2009年のインディ・アニフェストのオープニング公演でPIKA PIKAやワークショップをやってくださったクリエィティブユニットのトーチカが加わり、総勢35名のアニメーション作家により第5期「リレーアニメーション」が制作されました。
(*大阪のチラシでは34名となっていますが誤りで35名が正しいです)

制作は2014年2月頃から始まり、予め集められたイメージ等で、グループを5つに分け、各グループ担当のPDがグループのリーダーと話し合って、詳細なことを進めていきました。

日本からは、インディ・アニフェストにゲストで来てくださった水江未来さんを筆頭に、池田爆発郎さん、宮﨑しずかさん、鋤柄真希子さん、上甲トモヨシさん、間山マミーさん(走行順)が参加し、そしてリレーアニメーションのオープニングをトーチカさんが担当しました。

参加された韓国の作家さんの中には、KIAFAナ・ギヨン会長、元KIAFA会長イ・ヨンベ監督、花コリで上映『14beat』のナ・ジョンイン監督、『廃棄携帯回収大作戦!』のキム・ホンジュン監督、『ミッシェル』のイ・ムンジュ監督、2期目のリレーアニメーション『The Water ~ 船頭多くして ~』キム・ウンス監督、2008年上映『ホルムアルデヒドナ惑星の決闘』『汗女』チョン・ジョンウク、チャン・ソウン監督、『飯食うべ 』『アザー・シーズン』のミン・ソンア監督、『The Water ~ 船頭多くして ~』『アンダーグラウンド』の監督でもありSICAF映画祭チーム長のイ・ギョンファ監督がいます。

映画祭のオープニングでは『ちいさな恋人』『LANGUAGE』『私の額縁』、花コリ2015では卒業制作の『日々の罪悪』を上映するキム・イェオン監督とトーチカでPIKA PIKAのライブ公演をしました。
Indie2014_09.jpg


映画祭期間中、リレーアニメーション参加者がオフラインで集まり、自分のシーンの説明をしました。

また、日本アニメーション協会との交流上映ということで、リレーアニメーションに参加された協会員の方々とともに古川タク会長を映画祭に招待し、協会員のの作品を「フォーカス日本アニメーション1」というプログラムで上映しました。

Indie2014_09-2.jpg
(映画祭ウェブディリーより)


各々の平和に対する表現が、詰まった9分間、花コリ2015 Aプロの冒頭でお披露目。

「Peace Dream」
평화 몽夢/Peace Dream / 9:20 / 2014

<参加作家(走行順)>
トーチカ、ナ・ジョンイン、イ・ギヨン、ナ・ギヨン、チェ・ミンギュ、チョン・ヨンジュ、チャン・ソクチョ、チョン・ドンヒ、チュ・ヨンジョン(チョン・ヨンヒョン/チュ・ユンチョル/ハン・スジョン)、キム・ジンジュ、キム・スジ、キム・ウンス、チョン・ジョンウク/チャン・ソンウン、イ・ムンジュ、イ・ホンボム、チェ・スイン、イム・ソヒョン、ウ・ジホン、イ・ヨンベ/キム・ホンジュン、Mike Nguyen、水江未来、池田爆発郎、イ・ギョンファ、宮﨑しずか、ミン・ソンア、キム・ヨンオク、鋤柄真希子、上甲トモヨシ、間山マミー、Matthew Gadbois relay2015all01.jpg


relay2015all.jpg

関連記事
スポンサーサイト