花コリ2014作品小話その3 『男の居場所』ちびまるこちゃんスタッフ

花コリ2014 Cプロで上映『男の居場所』

『男の居場所/남자의 자리/The Place of Man』
2013/14:30/チョ・チョンドク
C07_The_Place_of Man
ジェヨンの家は、学校から5メートルも離れておらず、友達にうらやましがられる。
しかし、父親のひどい酒癖のせいで、むしろ学校が近いことが恥ずかしい。
ある日、父親とのできごとを絵日記に描くという宿題が出たが、父親はその日も酔って帰宅し、いっそう激しく暴れる。
苦しみながら眠りにつくジェヨン。果たして彼は、絵日記に何を描くのか…。

Director's note
幼い頃、僕の父親はいつも夜明け前に家を出て、夜遅く帰ってきた。家には父親の居場所がないようで、
いなくてもよいように思えた。僕が父親になった時、できる限り自分の子どもたちと一緒に過ごそうと努力した。
僕の父のように生きてはいけないと思った。だが、アニメーションを作りながら経済的な問題にぶつかるたびに、
いつも父が思い出された。お金を稼くだけの父。結局、僕がこの場所にいられるのは、
そんな僕の父の姿と無関係ではないのだと思い、それがこの作品を作る動機となった。
演出意図は、僕の経験を観客が客観的に感じられるようにすること。
そのため、シナリオとレイアウト、美術面での表現を抑え目にした。



チョ・チョンドク監督は、なんと日本に7年間も住んでいて、日本語がペラペラでした。
しかも日本ではTVアニメ『ちびまるこちゃん』の制作に関わっていたそうです!
ちなみに韓国でも『ちびまるこちゃん』はケーブルテレビで放送されていて、
当たり前ですが、まるちゃん、韓国語ペラペラw
韓国語のタイトルは『まる子は9歳/마루코는 아홉살』ですw
声も似ていて、おどるポンポコリンの歌詞は、ほぼ同じです。

「韓国版おどるポンポコリン」


韓国での大学在学中は、通っていた大学にアニメーション科がなかったので絵を学んでおり、
『ウルフ・ダディ』のチャン・ヒョンユン監督も講師をしたことがあるハンギョレ文化センターで
アニメーションを学びました。
当初はジブリが好きだったのでジブリのような絵を描いていたそうです。
現在は韓国在中で、『男の居場所』は韓国映画アカデミー在学中に制作したものです。
花コリ2014大阪会場ゲストのイ・ソンガン監督の教え子になります。
映画アカデミーでは、才能のある学生に長編を制作する機会が与えられのですが、その一人に選ばれたそうで、
現在長編アニメーションの準備をしているそうです。
今までの経験を生かして、どんな長編作品ができあがるか楽しみですね!
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